勝手にレビューとは、その名の通り管理人が所持しているDSゲームを勝手にレビューしている記事です、参考度はフ○ミ通レベルです。
・新規ユーザーは得られたのか? 先程も述べたように、このゲーム最大の特徴としては「太陽センサー」が挙げられる しかし、このゲームの最大の特徴が太陽センサーであるように、このゲーム最大の難点が「太陽センサー」であるとも同時に言えるのだ。 その理由は前述の通り、「太陽光がないとプレイ出来ない」と言う敷居があるからだ 一見、プレイ層はコロコロコミックで宣伝されていた事からして必然的に小〜中学生になり このゲームをプレイするに当たっては問題ない年齢かのように感じるが 小〜中学生の多くは太陽センサーのシステムを「太陽光がないとまったくプレイ出来ないゲーム」と言うように認識する事が多く この手の特殊なゲームは他のゲームに比べて敬遠されがちなのだ(実際、自分もプレイするまでそう思っていた) ※もちろん、その特殊なシステムに興味を煽られて購入する人も少なくはなかったはず しかし、それでも数々のメディアとの協力により、GBAシリーズはどれも30万本以上を売り上げる記録を残し コロコロ発のゲームで特殊なシステムを採用しているゲームとしては、非常に優秀な成績を残した しかし、ハードがDSに変わった事によって、いくらGBAの頃に売れていたとはいえ 普及数の違いなどからGBAの頃と違った新規ユーザー層を獲得する必要がでてきます。 ここで、コジプロ(このゲームの開発元)が考えた戦略が「太陽センサーを廃止して新規ユーザーを取り込みやすくすること」だったのでしょう。 結果としては、新規ユーザーをあまり取り込めず、今までのファンの多くには蔑ろにしたと思われ、初日約2万本程度に留まってしまいますが 個人的にはコジプロのこの戦略は企業としては仕方なかったのだと思っています。 そもそも、DSで太陽センサーのシステムを続けるためには太陽センサーを同梱するぐらいしか方法がないと思いますし ただ、その次に問題だったのが、ハードを移行したDSでいきなり西部劇+ファンタジー路線のパラレルワールドを展開してしまったことだと思います。 少なくとも、DSで最初にGBAシリーズの続編(または外伝)を出した後に外伝的な位置づけで出していれば 多くのファンも「こう言うお話もあるんだなぁ」と納得できたような気がします。 ・ファンにも新規にもオススメできる、だけど"ボクタイ"の完全な続編ではない 結論としては、このゲームは非常に出来がよいので、新規ユーザーだけではなく今までのボクタイファンにも勧めることが出来る また、最後までプレイすればこの作品がGBAシリーズと多少の繋がりがあることも分かり 少しネタバレになるが、この作品が「新・ボクらの太陽の後のお話ではない」外伝的な位置づけであることが分かって頂けると思う。 「太陽センサーがないからボクタイじゃない!」 「キャラクターが変わったからボクタイじゃない!」 「こんなのジャンゴとサバタじゃない!ボクのジャンゴとサバタを返して!」 「ビーティーやアリスとか言う露出魔がいるから子供にお勧めできないわ!」 「アーネスト?そんな人は存在しませんよ?」 「なんでクロの額に傷ができてるの?月にかわっておしおきよの人なの?」 などと言った理由でこの作品をプレイせずに批判するのはやっちゃダメです。 まぁ、ラプラスの難易度が慣れないと鬼畜だったり、前作のあの人が時をかける少女扱いされてたり 太陽センサーの代わりに追加されたギジタイの変更が面倒だったり、Wi-Fi対戦がなかったり、色々と残念な要素はありますが………(台無し) |