【オリジナルドット作成講座】
こちらでは管理者が今までに作成したドットの基本的な事やソフトの紹介をしております。
一番下にはドットに関する基本的なことが書いてありますので、作成に移る前に一度目を通していて下さい。


RPGツクール2000用のドットを打とう!   ・カプコン風ブロマイドを作ってみよう!   ・ボクタイ風ドットを作成してみよう!   ・ドットの基本知識

RPGツクール2000用のドットを打とう!
 RPGツクール2000で使用できるドットの作成方法を説明します。
 作成例はサバタです。

 まず、左の画像のようにサバタの正面ドットを打ちます。

 と言っても、いきなりRPGツクール2000風に打つのは無理なので
 最初はRPGツクール2000のキャラを参考にして、髪の色を変えたりした後に
 実際のゲームに出てくるサバタのドットや公式イラストなどを参考にして
 サバタっぽく打ってみると大体左のように打てると思います。

 基本、こう言った方法を取れば、どんなキャラでもRPGツクール2000風に打てます。
 (ただしあまりにも大きすぎるキャラは無理ですが)
 次に、背後のドットを作ってみましょう
 背後のドットは正面のドットを反転すればあっという間に外線が完成します。

 何故反転すると背後になるのかと言うと
 正面から見える部分は背後でも同じ場所に何かがなければならないので
 結果的に、反転するだけで外線は完成します。
 もちろん、これだけでは単にサバタの正面ドットが反転しただけの状態なので
 左の画像のようにちゃんと背後用に打って完成させましょう。
 次は、横向きのドットを作成します。
 横向きのドットを打つ際には注意点があります。

 それは、キャラクターの高さです。
 正面を反転させたら背後になると先ほど説明しましたが
 それと同じように、横向きのドットも基本的にそのような理屈が適用されます。

 ただし、横向きと正面で同じなのは高さだけです。
 体の大きさも正面の約半分になります。
 さて、それでは横向きのドットの作成に移ります。
 基本的に身長が以上に高かったり低かったりするキャラ以外は
 目の位置は同じになります。
 
 横向きのドットを上手く作成するコツは
 正面と横では何が違うかを考えながら打つことです。
 横の完成図はこんな感じになります。
 さて、次は反対側のドットを作成しましょう。
 「反対側ならさっきみたいに反転すればいいんじゃないの?」
 と思う方も居ると思いますが
 サバタの場合、左側には特徴である眼帯があるはずなので、忘れずに打ちましょう。
 さて、全ての方向のドットを打ち終えたら
 今度はいよいよ歩き動作のドットを打ちましょう。

 左の画像の一番右のサバタが歩き動作のドットです。
 歩き動作を表現するには、単に動かしたい方の足を上に一つ上げるだけでOKです。
 (もちろん、それに応じて修正が必要ですが)

 サバタの場合は元気よく歩くタイプではないので一つだけ上に上げましたが
 ジャンゴのようなタイプの場合は上に二つ上げるとキャラクターの特徴が良く出ます。

 そしてもう一つ動作を表すために必要なのが、手の動きです。
 これも基本は足と同じく、上に上げればOKです。
 ただし、足と違う点は基本的に手の場合は上に上げたら見えなくなるという点です。
 移動するドットを一つ完成させたら
 もう一個は修正した箇所のみをコピーして反転させればOKです。
 しかし、上のようなコピーをするとサバタの鎧まで反転してしまうので
 デザインが反転してしまったら他のドットとあわせるようにして打ち直しましょう。
 次は背後の歩く動作です。
 背後の動作の外線も基本的に正面で打ったドットが反転した状態になります。
 正面の歩く動作のドットを反転させたら、正面向きにドットを打ちましょう。
 次に、横向きの動作です。
 個人的にですが、横向きの動作が一番難しいと思われます。

 横向きは正面や背後と違い、かなり腕と足の動作が大きくなります。
 また、前述のようにコピーして反転しても使用できません。

 横向きの動作を打つコツは、自分で実際に腕を動かしてみるといいです。
 左の画像のように、振り子のようになっていればOKです。
 後は反転させて眼帯を加えればすべて完成です。
 最後に、本当にRPGツクール2000で動作するのか実際に試して見ましょう
 特に不自然な部分がなければ完成ですし
 髪の毛やマントと言った物を移動するたびに靡かせたい場合は
 そういう風にドットを打てば出来ます。
←これが完成品です。

カプコン風ブロマイドを作ってみよう!



  
 下記の説明を閲覧したら、実際にアイコンを作って見ましょう、
 ですが、いきなりオリジナルの作成をやってみるのではなく、最初はゲーム画面の物を見て打つ事をお勧めします。
 
(ただし、もう何度も画面を見て打つという作業を行っている人は飛ばしても構いません)

 最初からオリジナルのアイコンを作ろうとすると、途中で上手く行かなくなって止めてしまうケースがあります、
 その理由の多くは、絵と同じ感覚で書いてしまったり、直線ツールなどを多使用して時間を短縮しようとしてしまうからです。

 何故、絵と同じ感覚でアイコンを作成してはいけないのかと言うと、
 下記で説明しているアンチエイリアスを多用してしまい、すぐに16色を超えてしまいドットでは無くなってしまうからです。
 絵の感覚でドットを作成したいのであれば、下線のみ同じ感覚で描いたら色塗りはなるべく控えましょう。
 (本来はこの方式ですが、最初に絵を描いて、その上から打ち始める方式は余程センスがないと無理だからです)

 次に、直線ツールなどを多用することについての注意ですが、
 オリジナルのアイコンを作成する際に大きな壁となってくるのは
「時間」「根気」です。
 ドットと言う物はその性質上、どうしても40×48のアイコンサイズになって来ると大幅に時間が掛かってしまいます。
 ですが、時間を掛けて作って行くというのがある意味ドットの「味」ですので、
 直線ツールなどを多用して製作すると、どうしても途中で飽きてしまうと思います。
 なので、直線ツールなどは限られた場所でしかなるべく使用しないことをお勧めします。
 基本の構成が固まって来たら、上で紹介している「絵を描いて打ち始める」方式を取ってみるといいと思います。

 ドットの作成は最終的に個人個人によって製作時間が変わって来るので、時間と相談しながら作ってみて下さい

ボクタイ風ドットを作成してみよう!

  

 
 次に、このサイトのメインであるボクタイ風のドットを作成してみましょう、
 ボクタイのドットには大きな特徴が二点ほど存在します、それは「輪郭や目の位置は変わらない」と「影は3色まで」と言う点です。
 
 ボクタイのドットの場合、どのドットも必ず耳から二点進んだ場所に目が入ります。(人型以外の物は除く)
 これを利用すれば左のように、大抵のドットは改変する事が出来ます。
 ……当然ですが、単に別のドットを改変するだけではオリジナルティーを付ける事は出来ません。

 基本的にデザインの好みは各個人ごとに変化するので何もアドバイス出来ませんが、
 自分の考えたデザインをドット化する場合には必ず「キャラクターの特徴」がハッキリするように打ちましょう。

 左のドットで言うならば、
 「リンゴ」の方は長く聳えきった深紅のマフラーと特徴ある鎧、ジャンゴとは違って後ろに長く伸びた髪の毛を、
 「マーニ」の方は長くて特徴的な紫色の髪に女らしさをアピールする髪飾りを特徴としてハッキリと打っています。
 
(マーニはデザインするイラストが有無なので自分好みの完全オリジナルです、スミマセン)

 あと、「影は3色まで」と言う点についてですが、
 これはあまりにも影に色を使いすぎるとボクタイのドットではなくなってしまう事を意味しています。
 基本的にドットに使用出来る色合いは16色なので、それを踏まえた上で頑張って打ってみて下さい。


・そもそも「絵」と「ドット」は何が違うのか?
これに関しては人の数だけ様々な意見があると思うのですが、
自分の場合、絵は「点単位の修正を行わずに書く大きいサイズの物」で逆にドットは「点単位の修正が必要とされる細かいサイズの物」と認識しています。
もちろんこの条件に当てはまらない物も存在しますので、基本はマウスで一点ずつ打って行く物がドットと思っていればOKだと思います。

・ドットを打つには何が必要か?
ドットや絵を描こうとする時に何が必要なのか?それは絵を描く事が出来るソフトを探すことです。
Windowsに付属されている「ペイント」でもドットを打つ事は可能ですが、「お絵かきすと」等のレンタルお絵かきBBSや、
多彩な機能が付いた無料でダウンロードできるソフトは数多く存在するので、出来ればそのソフトをダウンロードする事をお勧めします。
<例> お絵かきすと(レンタルBBS) EDGE(ドットに関する機能がほぼ完璧に付属) JTrim(ドット絵画機能はありません、あくまでも加工目的)

・ドットの基本は16色?
GBAやDSに使われているドットは(一部の物を除いて)ほとんど16色で出来ています、
これはGBAやDSでは出力出来る色数が限られているからですが、容量を削減する為にも16色が丁度良いからと言う理由も大きな理由の一つになっています。
携帯機だけでなく、ゲームを作る際の色数は16色で抑えると何かと都合が良いので、ドットを作る際には16色で抑える事を頭において見ると良いかもしれません。


・「アンチエイリアス」とは?
長々と書けば書くほどややこしい事になるので省略しますが、要するにドット上の影のような物と考えてください、
ドットを打った際にアンチエイリアスを掛けないと、ほぼ確実に見栄えが悪くなってしまいます。
絵がある程度描ける人なら恐らく大丈夫だと思うのですが、逆に絵に関する知識がこれっぽっちも無いと無駄にアンチエイリアスを増やすケースが多いです。
基本的に絵にしてもドットにしても、その場に実物が存在すると考え、どの部分に日が当たってどの部分が影になるのかを考えながら描いて行きましょう。



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