<プロローグ> 科学技術が発達した未来世界。 人間と、人間が作り出した機会生命体「レプロイド」が作り上げた平和は 暴走レプロイドによる人間への反乱をきっかけに、もろく崩れ去った。 やがて、長く続いた戦争が終わり 人間とレプロイドは真の平和と平等を求めて再び歩み寄り、それから数百年の時が流れた・・・・・・。 世界はヒトビトの手によりいくつかの国を形成するまでに復興していた。 だが、それ以上の繁栄を阻むかのごとく独自進化/野生化した機会生命体「イレギュラー」の出没する危険なエリア 「アウター」が発生し国家間の交流を妨げていた。 こうして世界はヒトビトが暮らす安全地帯「インナー」と危険地帯「アウター」とに分けられ、 各国はアウターに分断される形となったのだった・・・・・。 そんな中、ヒトビトの国はアウターの遺跡に眠る古代技術の発掘に成功 巨大企業「セルパン・カンパニー」によって、大きな発展を遂げていた。 こうしてヒトビトは、イレギュラーの脅威が及ばない都市中心部にてセルパンカンパニーが提供する技術や恩恵を受けることで平和な暮らしを続けていた・・・。 <登場人物> 運び屋「ヴァン」 (声:小林沙苗) 今回の主人公 運び屋「ジルウェ・エクスプレス」で働く少年。 10年前のイレギュラー襲撃事件で母親を失った。 少々気が強く、つっぱしってしまいがちだが 他人のピンチを見過ごすことができないという一面も持っている。 運び屋「エール」 (声:小林沙苗) 今回の主人公 同じく、運び屋「ジルウェ・エクスプレス」で働く少女。 10年前のイレギュラー襲撃事件で母親を失っている。 男勝りな性格で、まわりにはサバサバした態度を取っている 運び屋「ジルウェ」 (声:風間勇刀) 運び屋「ジルウェ・エクスプレス」を営む青年。 幼くして親を失ったヴァンとエールたちを仕事仲間として迎え入れ 面倒を見てきた世話人、普段は気さくな良い先輩だが いざとなれば非常に頼りがいがあるが、基本的に戦いは好まない ヴァンとエールの、よき理解者である。 国の英雄「セルパン」 (声:梁田清之) セルパン・カンパニーの社長。 一代でセルパン・カンパニーを大企業へと育て上げた実力者。 カンパニーのメカニロイド隊を従え これまで何度もイレギュラーの襲撃から国を救ってきた英雄である。 しかし、その裏では・・・・・。 ガーディアンのリーダ「プレリー」 (声:広橋涼) 辺境警備隊「ガーディアン」の二代目リーダー。 初代リーダーがアウターの調査中に失踪した事件の真相を追っている。 何故か、理由は不明だか手に持っているぬいぐるみを大切にしており 司令官椅子の隣に専用の席を設けているほど 死神「プロメテ」 (声:岩尾大輔) 正体が全く不明な謎の戦士。 ヴァンとエールの前に現れては、彼らの力を試すかの様に 幾度と無く、立ちふさがる その鋭い眼光と不敵な笑みからは彼の野心がにじみ出ている 大釜を荒々しく振り回し、地獄の業火で敵を焼き尽くす。 魔女「パンドラ」 (声:伊藤静) 同じく、プロメテと行動を共にする謎の少女。 普段は、あまり感情を表に出さず、おとなしい性格だが 戦闘時には、遠隔操作可能な二つのオプションで 電撃と冷機の攻撃を使いこなし、敵を翻弄する。 |