|
「わぁー!いろんなカードがいっぱい!!」 |
|
「基本的に、バランスの良いデッキに入る、
キャラクターの枚数は15枚〜20枚ぐらいになっているね。」
|
|
「・・・?よくわからないけど・・・どうしてなの?」 |
|
「う〜ん、その説明はボクにもちょっと難しいんだけど・・・。
【確率】というものが関係してるからかな・・・。」 |
|
「かくりつ・・・?」 |
|
「デッキの枚数を40枚にした場合、
その半分・・・つまり20枚がキャラクターデッキなら、
最初の5枚の時点でキャラクターカードを引ける可能性は約98%・・・。
単純に、キャラクターカードはデュエルのメインだから、
それぐらい引ける可能性が大きくないと、難しいと言う事だな。」
|
|
「もっとわからなくなっちゃったよぉ・・・。」 |
|
「よ、ようするに、それぐらいの枚数だと、
キャラクターカードが手札に来てくれやすいと言う事だよ。」 |
|
「逆に言ってしまうなら、他の種類のカードを多く引く可能性を増やすなら、
キャラクターカードのように多めに入れておかないと難しい、という事だな・・・。」 |
|
「ちょっとだけ、わかったかも・・・。」 |
|
「キャラクターカード以外の種類の枚数については、
デッキの構築や戦略によって変わるからなんとも言えんが・・・。
アイテムカードとサポートカードは6〜10枚、
フィールドカードと必殺奥義カードは2〜3枚ぐらいがベストだと思うぞ。」
|
|
「フィールドカードと、ひっさつわざのカードって、あまりいれなくていいの?
どちらも、そこまでたいせつなカードじゃないのかなぁ・・・?」 |
|
「いいや、フィールドカードは自分にも相手にも影響を及ぼすから戦略の幅が広がるし、
特に必殺奥儀なんて、一枚あるだけで状況が変わる事も珍しくないよ。」 |
|
「フィールドカードは逆に相手側が有利になってしまう状況になる可能性もあり、
そして、相手がフィールドカードを使う可能性もあるから、その枚数だな。
必殺奥儀カードは、単純に使う場面が限られているから枚数が少ないだけで、
決める事さえできれば、非常に大きいメリットを得られるものばかりだぞ。」
|
|
「なるほどー!」 |
|
「さて、それでは本題に入ろう。この40枚のデッキを見て、
一体、どのような戦略を狙っているデッキなのかが分かるか?」 |
|
「えっ・・・そ、そんなのわかるわけないよ・・・。
わたしがかんがえたデッキというわけじゃないんだもん・・・。」 |
|
「それではジャンゴ、お前には分かるか?」
|
|
「ここでボクに振るの?」 |
|
「こんなの、いくらおにいちゃんでもわかるわけがないよぉ・・・。」 |
|
「うーん、そうだねぇ・・・。
メインカードが【太陽意志ソルの光臨】のサポートカードという事は、
太陽サイドのキャラクターの復活か、太陽ゲージの上昇を狙いたいみたいだね。
第一弾に入っているボクとおてんこさまのカードもすべて入ってるし・・・。
【大いなる覚醒!】のサポートカードも入っているから、トランス狙いデッキかな?」
|
|
「ほう、さすがだな!」 |
|
「えっー!な、なんでわかっちゃうのー!?」 |
|
「まぁ、このデッキ自体に相手に大ダメージを与える方法が他に無いと言うのもあるが、
基本的に構築したデッキの戦略というものは、
デュエルが長引けば長引くほど相手にバレやすいものなんだ。」
|
|
「だから、なるべく試合の流れは前半の時点で掴みたい所だね・・・。
その辺りの事は、デュエルを何度もやっているうちに分かるようになると思うよ。」 |
|
「そうなんだね・・・。」 |
|
「さて、これでバランスの良いデッキの構築はだいたい分かったな?
次回は、お前自身の、お前だけのデッキを作ってみるぞ。」 |
|
「ほんと!?やったー!!」 |
|
(そろそろデッキを作り始めないと・・・。) |
|
(この講座が先に進まんからな・・・。) |
|
「今回でバランスの良いデッキの構築について理解した(?)スミレちゃん。
果たして、次回の講座でバランスの良いデッキを作る事はできるのだろうか・・・?
次回の講座、【コンボを決めよう!】にご期待ください!」
|