【番外編:ボクタイカード第三弾スペシャル】  

ボクタイカード第三弾紹介です。
時系列的にはこちらの動画の直後ぐらいです。




「そう言えば最近、ボクタイカードも【第三弾】が作られたね!」


「うむ、第三弾からは新しく【コースカード】【スケールカード】
 そして、新たなドライブ効果の
【SV(スケールドライブ)】が生まれたな!」 




コースカードにスケールカード…。
 色んなカードが増えて、まだまだ着手できてないけど、
 ボクに使いこなせるようになるかなぁ?」
 



そこまで複雑なモノではない。
 一度基本を覚えて実際にデュエルしてしまえば、きっと覚えられるだろう。」
 


「それもそうだね!基本さえ分かっていれば・・・。」


「だいさんだん・・・コースカード・・・スケールカード・・・?」 


うん?」


「・・・この流れは・・・。」 


「そんなカード・・・はじめてきいたよ?」 


これ何度かあるいつものヤツだ・・・。 



「そうか、お前はまだ第三弾について知らないのか・・・。
 ひとまず、第三弾のメインとなるシンボク編の公式サイトを見てはどうだ?」
 



「・・・はじめてみるカード、いっぱいあるね。」 


新しいカードやシステムが増えたのは分かるんだけど、
 ・・・実はボクも、第三弾について分かってない事があるんだよね。」


「ふむ、それでは丁度いい機会だし、四人で紹介していくとするか。」 


「うん!」 


「・・・ん?四人?」 


「最後の一人は少し遅れてくるようだな。
 取りあえず、まずは
【コースカード】について説明しよう。」





 【ジャンプロード】

 効果:自分の場の「棺桶バイク」と名の付くカード
 を装備しているキャラクター1枚と装備しているカ
 ードを全てを手札へ戻す事ができる。この効果は1
 ターンに1度しか発動できず、相手メインフェイズ
 でも発動できる。このカードの効果で手札へ戻した
 キャラクターは、このカードが場にある限り効果は
 無効になる。

 RARE:05 スケール:07





「これが【コースカード】と呼ばれるカードだな。」 


「あれっ・・・なんだか【フィールカード】とにてるね?」 


「中々鋭いね・・・その通りだよ。
 コースカードの性質は、フィールドカードと似てるんだ。」


「・・・にてるのに、なんで【コースカード】っていうの?」 


「まぁ、分かりやすく言うと・・・コースカードは、条件を満たせば
 
自分だけが使う事が出来る自分だけのフィールドと言う感じだな。」


 
「えっ、じぶんだけのフィールド!?
 それって、とってもすごい!」




「確かに、自分だけ使えるフィールドカードと言うと、
 物凄く強いと思うんだけど・・・。
 問題なのは、その効果を受ける為には
【とあるカード】が必要なんだ。」

 


「それがこのカード、【棺桶バイク】だ!」 





 【棺桶バイク -マイバイク-】

 装備:A【装備キャラクター】はこのカードを除く
 「紋章」と名の付かない装備アイテムを装備できな
 い。Aが破壊された時、このカードをサポートゾー
 ンにセットできる。Aが戦闘する時、1度だけ手札
 を山札の下へ送る事でその枚数に応じた効果を戦闘
 終了時までAに適用できる。●1枚:APを4アッ
 プする。●2枚:戦闘、効果破壊されない。


 RARE:05 スケール:06





「あ、これ、おにいちゃんのおうち(倉庫)にあるものだね!」 




「コースカードの条件を受ける為には、
 基本的に
【棺桶バイク】を装備している事が条件になるカードが多いんだ。
 ほら、さっきのコースカードの効果をよく見てみなよ。」




「えっと・・・。」 





 【ジャンプロード】

 効果:自分の場の「棺桶バイク」と名の付くカード
 を装備しているキャラクター1枚と装備しているカ
 ードを全てを手札へ戻す事ができる。
この効果は1
 ターンに1度しか発動できず、相手メインフェイズ
 でも発動できる。このカードの効果で手札へ戻した
 キャラクターは、このカードが場にある限り効果は
 無効になる。

 RARE:05 スケール:07





「・・・ホントだ!このカードをそうびしなきゃ、つかえないね・・・。」 


「中にはこんな感じの例外もあるけどね。」





 【太陽街周街道】

 効果:
このカードを墓地へ送る事で、自分墓地の【
 「棺桶バイク」と名の付くカード】を1枚手札へ加
 える事ができる。
このカードが発動に成功した時、
 以下の効果を発動できる。
●自分の場にAがない時
 :山札からAを1枚手札に加える。
●自分の場にセ
 ットされたAがある時:そのAを見せる事で、手札
 のキャラクターを1枚特殊召喚し、Aを装備する。

 RARE:05 スケール:00





このカードは、棺桶バイクがいかなる状況下にあっても
 手札に加えたり装備させるような効果だな。」
 


「せっかく新カード作ったんだから、棺桶バイクに採用できる可能性を持たせようとした
 スタッフ側の鉄の意志と鋼の強さをこのカードから感じるね。」
 


「実際、棺桶バイクの効果は最後まで調整されたらしいからな・・・。」 


「闇も感じる。」


「・・・?」 


「まぁそれはさておき・・・どうだ?
 
【コースカード】については理解できたか?」




えっと・・・コースカードって、
 じぶんだけがつかえるフィールドカードのようなものだよね?
 でも、これって・・・。」
 



「あぁ、コースカードって相手側も棺桶バイクを装備していたら使えるのでは?
 ・・・と思ったんだよね?」


すごい!おにいちゃん、ザジおねえちゃんみたい!」 




「そこがフィールドカードとコースカードの決定的な違い・・・。
 コースカードはフィールドカードと違って、
自分だけ影響を受けるカード
 そして、
相手のフィールドカードやコースカードで上書きされないカードなんだ。



 
「・・・なんかすごいそう!!」


多分どういう事か分かってないよこの子。」




【フィールドカード】は相手も影響を受ける、場の全体を変貌させるカード。
 だから、相手も効果の影響を受ける・・・。
 一方、
【コースカード】は、自分だけの専用の場(コース)と言う感じ・・・。
 棺桶バイクを走らせる為の自分だけの場を相手が知っているのは、おかしいだろう?」



「・・・なっとく。」 




「コースカードは、
棺桶バイクを活かす為の自分だけの専用コース・・・。
 相手に影響を与えないカードだから、
 棺桶バイクを装備さえしていれば、自分だけ恩恵を受ける凄いカードなんだけどね。」




まぁ、棺桶バイクのカードはルール上一枚しか存在しないから、
 棺桶バイクがなければ使いづらいと言うデメリットは確かにあるがな。」


「・・・そっか、フィールドカードとちがって、コースカードは
 この
【かんおけバイク】がなくなっちゃうと、ダメになっちゃうんだね・・・。」


うん、なかなか上級者向きってカードで、
 まだまだボクにも上手く操る事は出来ないかも・・・。」


「わたしも、いつかつかってみたいなぁ。」 


「さて、お次は第三弾のメインである【スケールカード】の説明をしよう。」





 【朝露のリタ(アース属性)】 太陽サイド

 効果:自分の場にこのカード以外のキャラクターが
 いない時以下の効果を適用する。●このカードのD
 Pは4アップする。●このカードが破壊された時、
 カードを2枚ドローする。
 SV:自分ドライブゾーンに「ジャンゴ」と名の付
 くカードがある時、このカードのスケールは8にな
 る。

 RARE:06 スケール:03   AP:04   DP:06





「これが第三弾でデュエルに革命を起こす劇的な力・・・。
 
【スケールカード】だ!!」


「・・・キャラクターカードだね。」 


キャラクターカードですね。」


「     」




「あれ?でも・・・いつものカードとちょっとちがうね。
 
OV(オーバードライブ)CV(クロスドライブ)があるところに、
 
【すかれ】っておかしな文字があるよ?」



「あぁ、それは【SCALE(スケール)】って読むんだ。」


「すけーる?」 


「まぁ、スケールについての詳しい説明はおてんこさまが・・・。」


「     」


「あ、ダメだ、つかいものにならなくなってる。」


「たまになるね・・・。」 


「うーん、スケール・・・要するにスケールカードの説明・・・。
 ボクも少しは分かるんだけど、いくつか疑問なところあるんだよね。」


それじゃあ、おてんこちゃんがもとにもどるまで、デッキでも・・・。」









待ちたまえ。


誰か来たよ。


「あ、おひさしぶり!」 


「スケールカードの実践をする為に呼ばれたけれど・・・。
 なにがどうしてこうなっちゃってるんだ・・・。」


「そうか、この子がおてんこさまの言っていた四人目か・・・。
 と言うか、どうやって死灰の街からきたの?」


謎の敗戦の件で話が弾んでとある人と仲良くなったのでバイクで送ってもらいました。」


「謎の敗戦・・・話が弾む・・・とある人・・・バイク・・・。」


「ねぇねぇ、スケールカードってなんなの?」 


「あぁ、うーん・・・これはスケールから説明するべきかな?
 【SCALE(スケール)】って言うのは、
【物事の規模】って意味なんだ。」


「きぼ?」 


「とりあえず【大きさ】って思っておけばいいよ。」


「ほら、スケールカードの右上を見てみなよ。」





 【朝露のリタ(アース属性)】 太陽サイド

 効果:自分の場にこのカード以外のキャラクターが
 いない時以下の効果を適用する。●このカードのD
 Pは4アップする。●このカードが破壊された時、
 カードを2枚ドローする。
 SV:自分ドライブゾーンに「ジャンゴ」と名の付
 くカードがある時、このカードのスケールは8にな
 る。

 RARE:06 スケール:03   AP:04   DP:06





「右上に【SCALE:03】ってあるでしょ?
 この
【3】の数字が、このスケールカードの規模・・・大きさなんだ。」




「ふむふむ・・・あれっ、さっきもおもったんだけど・・・。
 これって左上にもかいてあるけど、
【キャラクターカード】だよね?
 
【スケールカード】ってしゅるいじゃないよ?」



ボクタイカードあるある、だね。」


「その通りだよ。このカードは【キャラクターカード】
 だから、普通に
キャラクターとして召喚する事も出来るんだ。


「だよね・・・。それなら、なんで
 二人ともスケールカードっていってるの?」
 


「うーん、もしかして【ドライブゾーン】の説明はまだ聞いてないの?」


「ドライブゾーン・・・はじめてきいたよ?」 


「それじゃ、まず【ドライブゾーン】について説明するね。」 ペシッ








「はいっ、デュエルマットの中央左右にある新しい場所が、
 第三弾から生まれたスケールカードを置く為の
【ドライブゾーン】だよ。」



あれっ、今までこんなところ、あったかなぁ・・・。」



「心配しなくても、第二弾までのデュエルだとここは使ってないよ。」




「さてと・・・さっきのカード、確かに【キャラクターカード】として
 
【キャラクターゾーン】に出す事は出来るよ。
 でも、あれは普通のカードと違って
【ドライブゾーン】に出す事も出来るんだ。」



「えっ、どういうことなの?」 




「さっきの【SCALE】ってのが書いてあったスケールカードだけど、
 あれがあるスケールカードを置ける場所が、
【ドライブゾーン】なんだ。

 要するに、
キャラクターカードとして出す代わりに、
 スケールカードとしてドライブゾーンに置く事が出来ると言う事
だね。」



「・・・?」


「まぁ、【何の為にドライブゾーンに置くの?】って言いたいんだよね。」


「これはもう、実際にやって見せた方が分かりやすいかな?
 いま、私の手札に2枚のカードがあるとするよ。





 【死灰の街のおさげの子(ダーク属性)】 太陽サイド

 効果:このカードが召喚、特殊召喚に成功した時、
 自分墓地のスケールを持たないカード2枚までをそ
 のレア度をスケールとして扱いドライブゾーンに置
 く事ができる。ゲーム中1度、このカードを「無効
 にする効果が発動した時、ライフを5払う事でその
 効果を無効する」効果を持つサポートカードとして
 手札からサポートゾーンにセットできる。

 RARE:05 スケール:05   AP:02   DP:02




 【うぇ〜ん、え〜ん!!】

 効果:このカードはメインフェイズに発動できる。
 自分の場のAPとDPがそれぞれ2以下のキャラク
 ターを1枚選択し、選択したキャラクター以外でお
 互いの場のキャラクターを1枚ずつ選択する。選択
 したキャラクター2枚のAP、DPは最初に選択し
 たキャラクターが場にいる限り、そのキャラクター
 のAP、DPと同じ数値として扱われる。

 RARE:05 スケール:05




「あれ?・・・なんだか、このイラストの女の子・・・。
 モブちゃんに似てない?」
 


「うーん、そう?わたし今までこんなに泣いた覚えはないし・・・。
 多分、似ている別の子じゃないかな?」


「・・・?」


「・・・おにいちゃん、どうしたの?」


「いや、なんでもない・・・よ。」


・・・?」


「それで・・・その二枚、どうするの?」




「おっと、そうだったね。それじゃあちょっと見ててね?

 私は自分メインフェイズに、手札にある二枚のカード・・・。
 
スケール5【死灰の街のおさげの子】と、
 同じく
スケール5【うぇ〜ん、え〜ん!!】を、ドライブゾーンにセットするよ。」 ペシッ









「これでドライブゾーンには【2枚のスケールカード】が置かれた事になるよ。」


「えっ?でもこれって【キャラクターカード】【サポートカード】だよね?」


「その通り、でも、ドライブゾーンに置けるのは【スケールカード】だけ・・・。
 それじゃあ、どういうことになるのかな?」




「えっと、二枚のカードは【キャラクターカード】【サポートカード】・・・。
 でも、
【ドライブゾーン】におけるのは、【スケールカード】だけ、だよね・・・?
 もしかして・・・
ドライブゾーンにおくと、スケールカードになるの?



「その通り、大正解だよ!!」




「右上に【SCALE】と書いてあるカードは、
 もちろん、普通に
今まで通りの場所にセットする事も発動する事も出来るよ。
 でも、ドライブゾーンに置くと、まったく新しい
【スケールカード】と言う種類になるの。」



「なるほどー!・・・でも、
 それってなんのいみがあるんだろう・・・?」
 


「さて・・・それじゃあちょっと、さっきのデュエルマットのゲージの部分を見てね。」 







「右下を見ると、今の太陽ゲージが【0】だって分かるよね?」


「うん、そうだね・・・。」


「太陽サイドデッキで自分ターンに太陽ゲージがゼロなのは、
 ちょっと状況的にも、分が悪いだろうね・・・。」




「そこで、真価を発揮するのがセットした二枚の
【スケールカード】・・・。

 私は
メインフェイズ中に、ドライブゾーンにセットされている二枚のカード。
 スケール5と、同じくスケール5のスケールカードによって・・・。
 
太陽ゲージ5を作るよ!



「えっ!?」 








「えっ、えっえっえっ!?
 いま、なにがおこったの!?」


「ドライブゾーンに同じスケールを持つスケールカード二枚が揃えば、
 
自分ターン中に一度、そのスケールと同じ太陽ゲージを作る事が出来るんだ。」




「今回はスケール5とスケール5だったから、太陽ゲージ
【5】が作れたけど、
 スケール0とスケール0でなら、太陽ゲージ
【0】を作れるし、
 スケール10とスケール10だったなら、
夢の太陽ゲージ【10】を作れるよ。



「なにそれすごーい!!」 




「まぁ、素のスケール10のカードって滅多にないから、
 夢の太陽ゲージ10って言うのはちょっと難しいと思うけどね・・・。

 まぁこんな感じで、スケールによってゲージを作る事が出来れば、
 毎ターン、メインフェイズ中にその太陽ゲージを作る事が出来ちゃうよ。」




「太陽サイドデッキ的には、太陽ゲージ【8】を作れれば理想かなぁ・・・。」


「・・・うーん・・・とってもすごいのはわかったんだけど・・・。」


スケールが一致しないスケールカードを置いた場合、どうなるのって疑問?」


「・・・なんでみんなザジおねえちゃんみたいに、わかっちゃうの!?」


ボクタイカード第三弾あるあるだからね・・・。」


「それじゃあ、今度は別のスケールカードを二枚置いてみるね。」 ペシッ





 【生命の賛歌(さんか)】

 効果:このカードがカードの効果で場から墓地へ送
 られた時、または自分キャラクター、サポートゾー
 ンのカードが0枚で墓地にこのカードがある時、自
 分墓地の属性が同じカードを3枚まで手札に加える
 事ができる。山札が0枚になった時、墓地のこのカ
 ードを山札に戻す事ができ、ターンを終了する。こ
 のカードの効果はゲーム中1度しか発動できない。

 RARE:01 スケール:00




 【輪廻転生 -トランスミグレイション-】

 発動条件:エクストラデッキが0枚の時。
 効果:このカードは自分メインフェイズに発動でき
 る。自分墓地のアルカナを含むキャラクターを1枚
 元々のAP、DPを次の相手ターン終了時まで0と
 して扱い特殊召喚する。元々の太陽ゲージが0また
 は10の時特殊召喚するアルカナを召喚条件を無視
 して裏側にしコントラクトにして特殊召喚できる。


 RARE:08 スケール:10





「今度はスケール0とスケール10のカード・・・。
 スケールで考えると、互いに最高のスケールを持つカードだね。」


「でも、スケールがちがうから、
 これじゃあゲージはつくれないんだよね・・・?」


「その通り、スケールカードで太陽ゲージを生む条件は分かったみたいだね。」


「それじゃあ・・・ゲージがつくれないスケールのこの二枚だと、
 いったいなにができるの?」




「このスケール0とスケール10では、
 
スケール(大きさ)が一致しないので、完全な太陽ゲージを作れない状態・・・。

 つまり・・・その結果、生まれる答えは。」 
ペシッ








「えっ?・・・仮のゲージがうまれるって・・・どういうこと?
 それに、きょうせいとか・・・ふつうのゲージと、なにがちがうの?」


「まぁ、実際分からないよねコレだけじゃ。」


「ボクもこの辺りがよく分かってない。」



「まず、順番に説明するよ。
 さっきのスケールが一致した時に太陽ゲージを作るのだけど、
 あれは
【任意効果】なんだ。」



「にんいこうか?」


「任意って言うのは、自分で選んでいいよって事だね。」




「数字が一致するスケールカードがドライブゾーンに二枚あれば、
 メインフェイズに太陽ゲージを作る事は出来るけど・・・。

 例えば、元々の太陽ゲージが
【8】で、
 スケールカードによって生まれる太陽ゲージが
【5】の場合
 そのデッキの内容にもよるけど・・・
太陽ゲージが高い方が有利になるデッキなら、
 別に、
太陽ゲージをわざわざ【5】にしてしまう必要、ないよね?」



「・・・それもそうだね。」




「もし、強制的にスケールカードで作り出された太陽ゲージになっちゃうなら、
 
スケールカードを破壊したり、スケールを変えたりしないと同じゲージになるからね。

 だから、スケールカードによる太陽ゲージを作る事と言うのは、
 
自分のメインフェイズに、毎ターン任意で選べるんだ。」



「そうなんだ・・・。」




「それじゃあ、さっきのお話に戻るけど・・・。
 
スケールカードのスケールが違う二枚のカードがセットされると、
 そのシステムにエラーが起きちゃって、
太陽ゲージが作れないんだ。



「うん、それはわたしにも分かるけど・・・。
 それなら、
【仮の太陽ゲージ】ってなんの事なの?」


「仮の太陽ゲージと言うのは、要するに太陽ゲージが
 
【その数字になっているように見えるけど、実際にはなっていない】と言う状況だね。」


「・・・どういうことなの?」


「これも実際に、どういう事に使えるのかを見せた方が良さそうだね。
 ほら、このカードを見てみなよ。」





 【クロスオーバー!】

 効果:自分の場にOVの条件を満たしているキャラ
 クターがいる時、ターン終了時まで、自分の場のキ
 ャラクター1枚に以下の効果を1つ選択して適応す
 る。●OVの条件を満たしているように扱う。●A
 Pを6アップする。

 OV:ターン終了時まで、自分の場のキャラクター
 1枚はOVの条件を満たしているように扱う。

 RARE:07 OV:6




「このカードにはOVがあって、
 太陽ゲージが6の時にOVの発動条件を満たす
んだ。」


「そうみたい・・・。」




「このカードの効果は、OVの条件を満たしているように扱うだけじゃなくて、
 APを6アップする効果を付ける事も出来ちゃうから、
 使えるような状態ならかなり強いんだけど・・・。

 
自分の場にOV条件を満たしているキャラクターが居る時って、
 実際にデュエルすると、効果でゲージを操らないと運が絡んでくるんだよね。」



「うん、そうだよね・・・。」


「でも、いま私達のドライブゾーンには、
 
スケール0スケール10のスケールカードが設置済み・・・。」


「そうだけど・・・それがどうしたの?」




「スケールが違うスケールカードが並んでいる時・・・。
 その数値の間分だけ、
本物の太陽ゲージとはまったく別物のゲージ・・・。

 つまり、
ドライブ効果を発動する為の仮のゲージが生まれるんだ。



「ど、どういうことなの、それ!?」


「さっき紹介したカードを含めて、ちょっとした面白いコンボを教えるね。」





 【ホームの管理人スミレ(ソル属性)】 太陽サイド

 効果:1ターンに1度、相手キャラクター
 の攻撃を無効にできる。「アンジェレッタ
 」と名の付くキャラクターが自分の場に出
 た時、このカードを手札に戻す。

 OV:手札を1枚捨てる事で、相手キャラ
 クターの攻撃を無効にできる。

 RARE:04   OV:5   AP:02   DP:02




 【太陽意志ソル地上代行者(ソル属性)】 太陽サイド

 別名:「ジャンゴ」「トリガーオブソル」

 OV:このカードのAPはこのカード以外の効果の
 影響を受けない。ゲーム中1度、以下の効果を1つ
 選択して発動できる。●相手キャラクターに攻撃す
 る時、APが20になる。●自分墓地のA【太陽サ
 イドカード】を5枚まで山札に戻し、山札の上のカ
 ードを5枚表にしその内のAの数だけ攻撃できる。

 RARE:01   OV:10   AP:01   DP:01




 【クロスオーバー!】

 効果:自分の場にOVの条件を満たしているキャラ
 クターがいる時、ターン終了時まで、自分の場のキ
 ャラクター1枚に以下の効果を1つ選択して適応す
 る。●OVの条件を満たしているように扱う。●A
 Pを6アップする。
 OV:ターン終了時まで、自分の場のキャラクター
 1枚はOVの条件を満たしているように扱う。

 RARE:07 OV:6





「さてと・・・今の太陽ゲージは【3】だとすると、
 この三枚のカードのOVって、どれか一枚でも対象になってるかな?」




「うーん・・・私のカードのOVは【5】だし、
 お兄ちゃんのカードは
【10】で、さっきのカードは【6】・・・。

 バラバラすぎて、どれも
【3】じゃムリだよ・・・。」





「その通り、元々の太陽ゲージが
【3】だから、
 どんなに頑張っても、
すべてのOVの対象になってる状態じゃないね。

 そもそも、スミちゃんのOVって相手ターンに発動する効果だから、
 自分ターンに太陽ゲージが
【5】になっていても、自分ターンでは使えないし。」



「じゃあ、どうするの?」


「OV条件がバラバラになっている状態をどうにか出来る今までにない【革命】・・・。
 それが、
スケールカードのもう一つの醍醐味なんだ。」




「それじゃあ見せてあげるね。
 私は
スケール0スケール10で発生している1〜9までの仮の太陽ゲージを使って、
 
【ホームの管理人スミレ】のOV対象条件である太陽ゲージ【5】を満たすよ。」



「えっ?」




「次に
【ホームの管理人スミレ】のOV対象条件を満たしたことで、
 
【クロスオーバー!】の発動条件を満たすよ。

 そのまま
【クロスオーバー!】を使って、
 効果で
【ホームの管理人スミレ】のAPを6アップ。
 この時、スケール0とスケール10の間である太陽ゲージ
【6】も満たしているので、
 
【クロスオーバー!】のOV対象条件を満たして、そのまま発動出来るよ。

 後は、
【クロスオーバー!】のOV効果を発動して、
 スケール0とスケール10の間ではないので、
 ここで、仮の太陽ゲージの対象にならない
【10】のOV・・・。
 
【太陽意志ソル地上代行者】のOV対象条件を満たした扱いにするよ。

 これで、三枚とも一応
OVを発動出来る対象になったよ。」



どういうこと!?


「さすがに、仮の太陽ゲージと言う言葉の意味を、
 もうちょっと分かりやすく、説明してあげた方がいいんじゃないかな・・・。」




「は、ハイ・・・もうホントに分かりやすく言っちゃうと、
 スケールが違うスケールカード2枚を
【ドライブゾーン】に出した場合は、
 スケールとスケールの間にある数値を、
 本物とはまったく異なる、仮の太陽ゲージが
強制的に生まれるんだけど・・・。

 その
【仮の太陽ゲージ】で出来る事って言うのが、
 
OVの対象条件を満たすと言う事なんだ。」



「じょうけんを・・・みたす?」


「要するに、さっきのようにスケール0とスケール10が出ている状況なら、
 1から9までのOVの発動が出来るような状態になるんだ。」


「・・・なにそれー!?」




「ちなみに、さっきみたいにスケールが同じ時に別の太陽ゲージを作るって言うのは、
 
プレイヤー側が自由に選択できる【任意効果】なんだけど・・・。

 この場合は、
システム上のエラーによって突然発生したバグみたいな扱いだから
 
スケールが成立した時点で、強制的に条件を満たすんだ。




「まぁ、これは仮の話になっちゃうけど・・・。
 
【OVの対象となっているキャラクターをすべて破壊する】なんて効果があったら、
 
スケールカード自体を破壊したり別のスケールカードに変えないと、
 
その効果の対象になってしまう可能性がある、ってデメリットも出ちゃうね。」



「でも、それって、ものすごくべんりだよね!!」




「うん、使い方を間違わなければの話だけど・・・。

 
スケールが同じスケールカードを二枚ドライブゾーンに出せば、
 任意で対象に出来る、
元々の太陽ゲージではない、もう一つの太陽ゲージを作れるし

 
スケールが違うスケールカードを二枚ドライブゾーンに出しても、
 
OV(オーバードライブ)の発動条件を満たしやすくなるって言うメリットが生まれるね。」




【OVは強いけど、OVを出せないと使いづらいかも】ってカードも、
 このシステムによって、一気に輝く事になるかもね!」



「すごーい!デッキのカード、ぜんぶスケールカードにしちゃおうかな!」




まぁ、スケールカードにもいくつかデメリットがあるんだけどね。」



「デメリット?」




「うん、最初にスケールカードの事を
【キャラクターカード】って言ってたけど、
 それはそれで、別に間違っていないって事はもう分かったよね?」




「うん、キャラクターカードでも、スケールがあるなら、
 それをドライブゾーンにおけばスケールカードになるというだけ・・・だよね?」




「うん、それじゃ問題。

 
手札2枚の時にスケールカードを2枚ドライブゾーンに置いたら
 残りの手札は何枚になるでしょうか?




「・・・えっと・・・。
 ふつうに、こたえちゃっていいなら、
0枚だよね?」




正解だよ。」



「・・・あっ!そっか・・・スケールカードとして場においちゃったら、
 
キャラクターやサポートとしておけるカードがへっちゃうんだ・・・。」




「うん、大正解。確かにスケールが齎(もた)す力は凄いけど・・・。
 だからと言って無暗にドライブゾーンに置いちゃうと、
 
元々の種類としての力を使う事が出来なくなっちゃうし、手数も減るんだ。」





「それと、今度はスケールカードに関する問題だよ。
 
スケール1とスケール2のカードをドライブゾーンに置くとどうなるでしょう?





「えっと、スケールがちがうスケールカードのばあいは、
 その間のスケールとおなじ、仮のゲージができるんだから・・・。

 えっと、
【1】【2】の間は・・・あれっ!?」



「どう、気付いた?」


うん・・・ゲージって1、2、3・・・みたいになってるから、
 それと同じなら、スケール1と2の間って・・・ないんだよね?」




「察しが良いね・・・その通りだよ。

 今回みたいに、スケール
【1】と、その次の値であるスケール【2】が並ぶと、
 
もう一つの太陽ゲージを作る事も、仮の太陽ゲージが発生してしまう事も無いんだ。



「えっ・・・そうなると、何の意味があるの!?」


うーん・・・基本的には無いと思っていいけど。
 例外だと、こう言うカードを使う上ではやってみる価値はあるかな?」





 【伝承の戦士ジャンゴ(ソル属性)】 太陽サイド

 効果:このカードは太陽ゲージが1以上で
 なければ攻撃できない。このカードが攻撃
 する時、自分の場のこのカード以外のカー
 ドの数だけAPがアップする。

 OV:1ターンの間、このカードは相手カ
 ードの効果の影響を受けない。

 RARE:01   OV:10   AP:08   DP:08




 【宇宙創造 -クリエーション・サン-】

 永続:このカードは自分ターン終了時に自分の場に
 カードがない時、エクストラデッキからフィールド
 ゾーンに置き発動できる。相手フィールドカードの
 発動でこのカードは上書きされず墓地へ行かない。
 お互いの場の全てのキャラクターは太陽サイド、ソ
 ル属性としても扱う。自分の場のカードが相手より
 多い時、このカードは破壊される。

 RARE:10






「なるほど、スケールカードも場のカードとして扱うから、
 
【伝承の戦士ジャンゴ】のAPアップ効果の対象に入るし・・・。

 自分の場にセットしている
【宇宙創造 -クリエーション・サン-】を破壊したいなら
 スケールカードをおいて、自分の場のカードを増やして自壊させると言う手もある・・・。」






「基本的に、スケールが成立しない状況だと、
 本当になんにも出来ないし、
【SV(スケールドライブ)】も発動出来ないから
 デメリット満載って感じ、だけどね・・・。」





「そう言えば
【SV(スケールドライブ)】ってなんなの?」





「えっ・・・。ある意味スケールカードって、
 これが前述の使い道よりもメインみたいな所があるんだけど・・・。
 これも教えて貰ってないの?」




「なんか教えようとしていた人がクラッシュしたので。


「えっ!スケールカードって、
 さっきのゲージを作ったりする以外にも、ほかになにかできるの!?」




「うん、
【SV(スケールドライブ)】って言うのは名前でも分かっちゃうけど、
 ドライブゾーンでスケールカードとして使われた時に発動出来る、
 OV、CVに続いて登場した
【第三のドライブ】なんだよ。」






 【朝露のリタ(アース属性)】 太陽サイド

 効果:自分の場にこのカード以外のキャラクターが
 いない時以下の効果を適用する。●このカードのD
 Pは4アップする。●このカードが破壊された時、
 カードを2枚ドローする。
 SV:自分ドライブゾーンに「ジャンゴ」と名の付
 くカードがある時、このカードのスケールは8にな
 る。

 RARE:06 スケール:03   AP:04   DP:06





「ほら、よく見るとこのスケールカードにも、【SV】ってあるでしょ?」


「ホントだ・・・。」


【SV】の正式名称は【スケールドライブ】だけど、
 ボクはよく
【サポートドライブ】って呼んじゃう事あるんだよなぁ。」


「開発当初はスケールカードのシステムから連想して、
 
【シンクロドライブ】と呼ばれていた事もあったらしいですよ。」


「うーん・・・SVってどうやって、つかうんだろう・・・?
 OVもCVも、つかうためには、いつも条件があったよね?


「・・・気になっちゃう?」


むずかしくて、つかいづらいと、そりゃ困るよぉ・・・。」


「・・・実は、SVの発動条件は、今までと違って・・・。


えっ!?


とっても簡単です!!


おどかさないでよぉ!


「ゴメンゴメン・・・でも、本当に今までと比べたら簡単だよ。
 単純に、
スケールが成立する状態にすればいいだけだからね。」


「・・・それって・・・。」




「うん、要するに・・・。

 
・同じスケールが並ぶ状態で二枚のスケールカードが出ている。
 ・スケールとスケールの間が発生する状態で二枚のスケールカードが出ている。


 このどちらかの状況がドライブゾーンに出来ていれば、
 セットしている二枚のスケールカードのSVを発動する準備は完了!」



「そんなに、かんたんなんだ〜!!」




「一応、発動しない状況も書いておくと・・・。

 
・スケール【1】と【2】のように、次の数値が並んでいて、
  スケールの間の数字が存在しておらず、スケールが成立していない。


 こんな状況だと、発動出来ないよ。」



これなら、わたしにもわかるかも!」


「それじゃあ、最後に第三弾で増えたシステムに関する
 細かい注意点を書いて終わりかな?」






 【スケールカードについてのまとめ】

 ・スケールカードは
自分のメインフェイズ1とメインフェイズ2でのみ置く事が出来る。

 ・スケールカードは一度に1枚置いても、2枚置いても自由。
  スケールカードを出し時にチェインして手札破壊を行っても、間に合わないとする。

 ・スケールカードの効果やOV、SVを発動出来る状態にする為には
  
必ずスケールカードが自分ドライブゾーンに2枚置いて無いと発動出来ない。

 ・スケールカードはドライブゾーンに置いた時点で
「場のカード」として扱う。
  
(「伝承の戦士ジャンゴ」の効果などの対象に入る。)

 ・ドライブゾーンに置いた時点で、
元々の種類がキャラクターやサポートでも、
  
「スケールカード」と言う種類になる。
  要するに、スケールカードは
「サポートカードの効果を無効にする」
  
「表側表示のキャラクターカードを一枚破壊する」と言った効果では破壊できない。

 ・スケール0とスケール0のように同じ数字のスケールカードを置くと、
  
【元々の太陽ゲージ】としては扱わない【太陽ゲージ0】を任意に作れる。
  この効果は自分メインフェイズ中、一ターンに一度だけ。

  ただし、ゲージを一度変更した後に、スケールカードが一枚でも変わった場合、
  
そのスケールでまた太陽ゲージを作れるようであれば、作る事も可能。
  
(要するに、新しいスケールカードに入れ替わるとリセットされる。)

 ・スケールで作った太陽ゲージは自分ターン終了時に元の太陽ゲージに戻る。
  スケールで作った太陽ゲージのターン中、その太陽ゲージを増やしたり
  減らしたりした効果を発動した場合、
  ターン終了時に、その数値分元の太陽ゲージに上書きされる。


 ・スケールカードで生み出された太陽ゲージは、
【太陽ゲージとして扱う】になる。
  つまり、
元々の太陽ゲージと並行して使う事は出来ない。
  また、スケールカードで生み出された太陽ゲージは
元々の太陽ゲージではない。

 ・スケールカードで生み出された太陽ゲージは、
  
スケールカードが破壊されたり入れ替わると、元々の太陽ゲージに戻る。

 ・スケール0とスケール10のように、同じ数字ではなく、
  間の数字が存在するような形で二枚のスケールカードを置くと、
  0と10の間である
【1〜9までのOVの起動条件(太陽ゲージ)を満たした扱いになる。
  
(疑似の太陽ゲージが作られてるイメージ)

 ・スケール0とスケール1のように、間の数値も存在しない並び方をした場合。
  
SVも太陽ゲージとしても仮の太陽ゲージのようなOV発動などの使い方も、
  
そのすべてが出来ない状態になる(要するに無駄)

 ・ただし、その状態でも
「場のカード」としては扱う為、
  状況によってはおく価値はある。

 ・一度セットしたスケールカードは、
その上から別のスケールカードを置くか、
  
「場のカードを破壊する」などの効果で破壊する事によって、墓地に送る事が可能。

 ・スケールカードとしてドライブゾーンに置く為には、
  
「キャラクターカード」「サポートカード」など、カードの種類が
  見えている状態で置くことが条件
なので、
  
裏側セットでドライブゾーンにカードを置く事は出来ない。
  
その為、何らかの効果で裏向きになると、スケールカードは自壊する。

 ・ドライブゾーンにセットされるまでの間、スケールカードとなるカードは、
  
「名前」と「レア度」と「スケール」と「SV」以外の情報を失っている。

 ・ドライブゾーンにスケールカードとしておくまでに、
  
ドライブゾーンにスケールカード2枚と、スケールカードでは無いカード。
  
合計3枚のカードがドライブゾーンに存在するタイミングが存在する。
  
その為、「宇宙終焉 -バッド・エンド-」等の対象にもなってしまう。

 ・そのタイミング時に、スケールカードでは無いカードの
  
「名前」「レア度」「スケール」参照して、
  
既にセットされているスケールカードのSVを発動する事は可能。






































「くっ・・・私が倒れている間に終わってしまったか・・・。」

「・・・。」 


「・・・ジャンゴ?」 

「・・・あっ、おてんこさま。
 ようやく元に戻ったんだね。」

「なんだか最近冷たくないかお前・・・?
 ・・・それにしても、今、意識が遠のいていたようだが、どうした?」


「・・・いや、なんでもないよ。
 ボクの単なる思い違いだと思うから。」

企画/作成(C)Futuers Werber-Northern イラスト(C)Boktai Malen-こうろやさん  

inserted by FC2 system