【月のガーディアン白銀の騎士 〜カード考察編〜】  




 【月のガーディアン白銀の騎士(ルナ属性)】 月光サイド

 効果:1ターンに1度、AP8以下の相手キャラクターを1枚破壊できる。
     この効果を発動したターン、このカードは攻撃できない。

 OV:このカードが攻撃する時、自分の場の
    「ムスペル」「ガルム」と名の付くキャラクターを
    それぞれ1枚ずつ破壊する事で、攻撃対象を
    ダメージ計算を行わずそのまま破壊できる。

 RARE:06   AP:08   DP:06



つよい(確信)


つよい(確信)


「・・・まぁ、これだけで終わらせると著者が喜んでしまうので、
 真面目に考察をするしかないか・・・。


「しかし、AP、DPともに第一話で説明したカードと同レベルの強さだ・・・。
 特に考察する必要もないのではないか?」



ふむ・・・このカードの強さをよく知らないようだな、
 このカードの効果をよく見てみたか?」




「効果?確か・・・。
 
1ターンに1度、AP8以下の相手キャラクターを1枚破壊できるだな?
 しかし、この効果を発動したターンはこのカードで攻撃する事は出来なくなる。
 ・・・APが効果と同じ8以下である以上、
 この効果・・・単純に攻撃するのと同じなんじゃないか?」




ふっ、甘いな・・・。
 それでは、一つ例をあげてやろう。」






 【ホームの管理人スミレ(ソル属性)】 太陽サイド

 効果:1ターンに1度、
相手キャラクターの攻撃を無効にできる。
     「アンジェレッタ」と名の付くキャラクターが
     自分の場に出た時、このカードを手札に戻す。

     OV:手札を1枚捨てる事で、
        相手キャラクターの攻撃を無効にできる。

 RARE:03   AP:02   DP:02




「このカードの相手キャラクターの攻撃を無効にできるに注目してくれ。
 例えば、この効果を持つカードに対して、
 【月のガーディアン白銀の騎士】で攻撃を仕掛けたら、どうなる?」




「うーむ、普通に考えれば攻撃を無効にされてしまうな・・・。」 



「その通りだ・・・それでは本題に入るが、
 【月のガーディアン白銀の騎士】の効果の場合はどうなる?」



「ん?効果の場合?
 先程の効果によって破壊を無効にされるのでは・・・ハッ!」



「そう、【ホームの管理人スミレ】が無効に出来るのは
攻撃による破壊だけ・・・。
 つまり、【月のガーディアン白銀の騎士】
効果による破壊は防げないんだ。」



「な、なるほど・・・そんな使い道があるのか!」 


「他にも、例えばこんなカードを倒したい場合には有利だな。」 




 【勇気のジャンゴ(ソル属性)】 太陽サイド

 効果:
このカードは太陽ゲージが1以上でなければ攻撃を行えない。
     このカードが攻撃をする時、
     太陽ゲージの分だけAPがアップする。

 OV:1ターンの間、このカードは相手カードの効果の影響を受けない。


 RARE:02   AP:08   DP:06



少年!やたら倒される事に定評のある少年のカードじゃないか! 



【このカードが攻撃する時、太陽ゲージの分だけAPがアップする。
 このカードの効果がある限り、通常の戦闘では、
 まず、
【月のガーディアン白銀の騎士】は勝つ事が出来ない・・・。」


「確かに・・・そもそもAPも同じ8だ。
 このまま攻撃しても、相打ちになるだけだな・・・。」



「そこで、【月のガーディアン白銀の騎士】の効果を使うんだ。」





「ちょっと待て、
【月のガーディアン白銀の騎士】の効果は、
 
【1ターンに1度、AP8以下の相手キャラクターを1枚破壊できる。
  この効果を発動したターン、このカードは攻撃できない。】
だよな?
 少年のカードには、太陽ゲージによってAPを8よりも上げてしまう効果がある・・・。
 ほとんど、活用できないんじゃないか?」


 


「ふっ、ジャンゴのカード効果の説明をよく見てみるといい。」 


「ん・・・?」 




 【勇気のジャンゴ(ソル属性)】 太陽サイド

 効果:
このカードは太陽ゲージが1以上でなければ攻撃を行えない。
     
このカードが攻撃をする時、
     太陽ゲージの分だけAPがアップする。

 OV:1ターンの間、このカードは相手カードの効果の影響を受けない。


 RARE:02   AP:08   DP:06




「このカードのAPが太陽ゲージの値によって変化するのは、
 
このカードが攻撃を行っている時だけなんだ。
 つまり、スミレと同じように、
効果による対象になった場合は、APは8のままなんだ。」




「なるほど・・・このカード、ここまで戦闘向きのカードだったのか・・・。
 それにしても、少年のカード・・・なんか惨めな扱いばかり受けているな・・・。

 


悪意はない。 




(結論)
 非常に高いAPを持ち、なおかつ効果による破壊も持つ優秀なアタッカーだ!
 さらに、OV条件を満たせばどんなキャラクターでも倒す事が出来ると言う点にも注目だ!



企画/作成(C)Futuers Werber-Northern イラスト(C)Boktai Malen-こうろやさん  

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